日本頭痛学会誌 Vol.53-1 に執筆記事が掲載されました!
こんにちは!
日進トリガーポイント鍼灸院 院長の高橋健太です。
このたび、2026年9月20日発刊の『日本頭痛学会誌』Vol.53-1に、私が執筆した記事が掲載されました!
記事のタイトルは、「一次性頭痛に対するトリガーポイント鍼治療の実際」です。
こちらは、第53回日本頭痛学会総会の東洋医学シンポジウムにて登壇させて頂いた際に発表した内容をまとめた記事です。
今回は、掲載された記事の内容を、患者さんにも分かりやすくご紹介します。

どのような内容の記事?
今回の記事では、片頭痛や緊張型頭痛に対する「トリガーポイント鍼治療」について、これまでの研究や、私が診療で経験した患者さんの経過を紹介しています。
「一次性頭痛」という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、片頭痛や緊張型頭痛など、頭痛そのものが病気であるものを指します。
記事では、こうした頭痛に首や肩、顎周りなどの筋肉がどのように関わる可能性があるのか、鍼治療にどのような期待できるのかを解説しました。
首や肩の筋肉が、頭痛に関係することがある
「頭痛と一緒に、首や肩のこりもつらい」
「首や肩を押すと、いつもの頭痛に似た痛みを感じる」
このような経験はありませんか?
筋肉の中には、刺激に敏感になった「トリガーポイント」と呼ばれる部位ができることがあります。特徴の一つが、押した場所だけでなく、離れた場所にも痛みを感じる「関連痛」です。
首や肩、顎周りなどの筋肉にあるトリガーポイントが、頭部への関連痛を引き起こし、頭痛症状に関わっている可能性があります。
ただし、すべての頭痛が筋肉のこりやトリガーポイントによって起こるわけではありません。 頭痛の種類や症状を確認し、一人ひとりの状態に合わせて対応することが大切です。
頭痛に対する鍼治療で期待されること

記事では、トリガーポイントへの鍼治療によって、頭痛の強さや頻度などに改善がみられた研究を紹介しています。
また、これまでの診療で得られた経過を振り返ると、頭痛のタイプや頻度によって、治療への反応に違いがみられました。
ただし、今回紹介した臨床データは限られた人数の経過をまとめたものであり、すべての患者さんに同じ効果が得られることを示すものではありません。
頭痛に対するトリガーポイント鍼治療については、今後も研究の積み重ねが必要だと考えています。
鍼治療は、必要な診察や薬による治療と組み合わせながら、頭痛による負担を減らすための選択肢の一つとして考えています。
学びを、日々の患者さんの施術へ
今回の記事執筆は、これまでの研究と日々の診療を改めて見つめ直す機会になりました。
これからも学びを深め、頭痛で困っている方が少しでも過ごしやすくなるよう、日々の施術に取り組んでまいります。
頭痛や、それに伴う首・肩のこりでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
